keiri’s diary

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いわき市湯本二中さん近況報告 #99japan m_keiriより

いわき市湯本二中さんへの物資支援( http://twitforyou.org/register/view.php?id=742 )に沢山の方からのご協力をいただき有難うございます。

9/29夕刻、湯本二中 澤井校長先生に電話をし、最新状況を確認できましたので掲載いたします。
小名浜から物資要請の声?!
小名浜から基礎物資(食料、衣料等)支援要請が澤井校長先生の所に入ったとのことです。澤井校長先生いわく「なぜ今になって?」と。今だに支援の手が入っていない所がある?!と。小名浜方面で津波被害を受けておらず家屋破損などの被害を受けた地域で壊れたものを自分たちで直すして暮らしているとのこと。死角はまだ存在したんですね。本当にこの311震災は広大であるが故、色々な状況が存在するんですね!
お米など澤井校長先生のほうから提供されたとのことです。暖房器具の要請のある模様。

仮設住宅状況
澤井校長先生が仮設住宅廻りをされた中で感じたこととして、薄い断熱、高い気密、これによる冬場の暖房使用で窓のみならず内壁に結露するだろうと。かといってエアコンは空気が乾燥しすぎて特にお年寄りには厳しい。ファンヒータは電気で制御しているのでベストではなくやはり石油ストーブがベスト?あわせて内壁にパッキン貼りなど...等など、暖房使用時期の必要暖房器具の要望をするにも何が最適か、頭を悩まされている状況でした。

・3次被害(共存生活での問題)
原発による2次被害は認識ありましたが、3次被害?私には聞きなれない言葉でしたので、聞きかえしました。
いわきの内陸部の仮設住宅には、いわき市海岸線近くで津波被害をうけて避難されている方もいれば、原発近郊(避難区域)から避難して来られてる方も多くみえます。(避難準備区域は最近解除になりましたが、戻る人は少ないようです。参考web→ http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a7x1JzYGJilo
様々な境遇(被害の違い、義援金、補償金、支援金入手の差、等など)の人の共存であり、言葉で言うほど簡単ではないようです。その結果いわきの治安が変わってきたようです。こういった状況を「3次被害」と表現しておられました。そして本気で仲良くできるようなことをやっていかないと!との話。
夏にも中央台の仮設住宅で交流会(元々のいわき市民と他地域から避難して来られた方の交流)といった催しも聞いた事がありました。また「移動カフェ」にて仮設住宅へのコミユニティ向上に邁進されているとの話も耳にします。。。それでも待遇差というのが事の根を深くしているのではないかと察しますーー;

<まとめ・要望物資について>
上記の通り、暖房器具についてはニーズはありながら、何がベストか等検討されています。以前に引続き「お米」「お水」について、ニーズがありますので、支援希望物資としてツイットフォーユーに継続募集させていただきます。無理の無い範囲で、支援可能な方のご協力をいただけたら幸いです。よろしくお願いします。