keiri’s diary

Surfin'、音楽、Art、車、Snowboard、PC、メタバース、ビジネスなどなど

いわき市10/15訪問記 #99japan @m_keiri

いわき市湯本二中さん、グローバルミッションさんへの物資支援要請の代弁活動をさせていただいております、いつも気にかけていただいたりご協力をいただき有難うございます。

■グローバルミッションさんへの物資要請:http://twitforyou.org/register/view.php?id=756

■湯本二中さんへの物資要請: http://twitforyou.org/register/view.php?id=742

.
10/15(土)いわきへ訪問してきましたのでレポートします。
.
◆同行者と合流、物資積込み
今回、レスキュージャパンさんの物資を預かって私の車で搬入の予定でしたが、レスキューさんのほうで増強手配していただいたようで、2トントラックの追加、支援スタッフさんを追加いただき、結果的には計9名(レスキューのDwayneさん1名、GPOPさん7名、私)、車両3台(物資積載は2トントラックと私のハイエースの2台)となりました!
 
.
◆いわき 湯本二中さん訪問
私のほうでは澤井校長先生と1時間程、じっくり話しを聞く事を考えていたのですが、持参物資の分配調整や本日の実施したいこと(レスキューさんから仮設住宅を訪れたいとの要請・・・無論私もwelcomな事項)の相談から、澤井校長先生とともに中央台の仮設住宅に行くことになりました。
この仮設住宅で明日10/16「カレー炊き出しイベント」 をされるそうで、その案内チラシのポスティングに澤井校長先生、及び湯本二中さんにボランティアに来られていた方で仮設廻りに行く予定だったとのことで、それに同行させて頂けることになりました。
湯本二中さんにボランティアに来ていた方からは、「タイガー掲示板(震災当初、避難所であった湯本二中さんの物資要請を掲載していた掲示板)をきっかけに繋がり、今に至るんですよー。」とのこと。以降定期的に湯本二中さんに訪れて仮設住宅フォロー等、支援活動をなされているとのことで、繋がりを嬉しく思いました。

 ✭湯本二中さんへの提供物資は下着類5箱(レディス・メンズ)。こちらも元々計画に無いものでしたが、レスキューさんから、お困りの方も居ないか?との配慮で予備で持参した物資。
 
.
◆中央台高久 仮設住宅 訪問
新興住宅地というのでしょうか。その閑静な高台に立並ぶ仮設住宅。作りはプレハブそのものでした。夏は暑く、冬は寒い。それが身にしみそうな感じがしました。以前澤井校長先生から聞いた「冬時期の窓のみならず壁の結露。」ありそうですね。。。

区分けは、元々の住まいの地(いわき、広野、楢葉、、、)で区分けされているそうで、その作り(床の高さ)は、差があるそうです。

「カレー炊き出しイベント」案内チラシのポスティングを一緒にさせていただきながら見て回りました。

そしてレスキュージャパン Dwayneさんから「ここでバーベキューイベントを開催したい」との提案が!→真冬の寒さになる前に、と時期の折り合わせを議論のうえ11/19(土)に開催すること決定。(私は行けないかもしれないですが^^;)

 ✭お届けした物資は「1Lペットボトルお水×20本×20セット」

.
◆いわき合同庁舎で「災害派遣等従事車両証明書」の手続き
9月から厳格化されたこの証明取得。少してこずりましたが無事「帰路」の証明を取得。大筋の流れは下記(私の取得したいわきの場合)。

(1)ボランティア活動の証明
(受け入れ先の自治体、ボランティアセンター等の証明)

(2)災害派遣等従事車両証明の申請

今回、この手続きをいわき合同庁舎で取得。よって帰路のみの取得。支援活動を行う具体的な日時、通行区間ごとの取得になるとのことで、以前のように「○月○日から○月○日まで」といった連続期間での取得不可。いわき合同庁舎の方によると、この申請は支援先の役所でなくでもokとの話。(例:東京から福島へ支援活動の際、東京で取得できる。申請書類は管轄の自治体に確認を、とのこと。この際、エビデンスとして(1)の証明書が必要。)
.
◆グローバルミッションさん訪問

 ✭お届けした物資「赤ちゃん紙オムツ、S、M、L、ビッグ 各サイズ×10程。赤ちゃんおしりふき×10、衛生用品」
 

物資を搬入し、先を急ぐレスキュージャパンDwayneさん、GPOPの皆さんとはここでお別れ。今日は本当に有難う。

そして幸いにグローバルミッション 森牧師さんにお会いでき、支援活動の経緯を聞くことができました。
なんでも震災翌日、全国のキリスト協会から5トンの物資が届き、これを被災された方へ提供するところから始まったそうです。つまり協力先協会から背中を押されるようにして、という雰囲気でおっしゃっていましたが、何より支援したいという信念のもと、活動なされていると感じました。
日当たり50名ほどのスタッフさん&ボランティアさんで、物資の仕分け、配布、避難所や自宅避難者へのフォロー等の活動を続けて来られた。そのコネクト先は延べ2000人ほどのよう。そしてその繋がりをもとに現在も引続きフォロー活動を続けているとのことでした。

そしていつもお世話になっている林さんとの話。
現在の問題点はやはり失業とコミュニティ。
失業で収入を失った、又は収入の減少。義援金、補償金、支援金入手の状況は様々であり、いまだ厳しい人も多い。そうした中、生活消耗品として高額である赤ちゃん用品を中心に支援を求める声が高いです。
またコミュニティ面では借上げ住宅へ分散した方の孤立化、これを特に心配されるとのこと。林さんも物資で繋がった方の住まい(大熊町から避難して来られ、いわきの自由が丘の借上げ住宅へお住まい)へ招かれて訪問したそうですが、物凄く孤独さを感じたそうです。
また壊滅的な被害を受けた薄磯地区のフォローも気にかけておられる話を聞きました。
.
◆まとめ
当初私一人で行く予定が、急遽Rescue Japan さんに加え、The Gilden Pyramid of Peaceさんの支援で、私含め車3台、9名での訪問。変化に富み色々な意見が出て私もうまくとり仕切れない面あり(^^;澤井校長先生ともじっくり話す時間とれず。しかし、 湯本二中さん、中央台仮設住宅、グローバルミッションさんと、今後の物資や交流活動へコネクトでき結果的には良かったかな(^-^)
現在の問題点はやはり雇用とコミュニティですね。以前に同じく。仮設住宅、借上げ住宅、津波被害を受けた地で自宅の方。様々な状況。
そんな中、物資支援は繋がりを持つ手段としても意味をなしているとの話も頂きました。その一部に携わっている私も嬉しく思いました。なにより皆さんの協力があって成り立っているものです。皆さんいつも有難うございます。
.
◆関連WEB
【受付終了】お願いタイガー災害掲示板−いわき 湯本二中さん物資募集
 http://onegaitiger.com/saigai/p/217

レスキュージャパン・アジア11/10/15report
 http://www.rescuejapan.asia/update.asp
レスキュージャパン・アジア
 http://www.rescuejapan.asia/