
Meta Hyperscape Capture の実施結果が凄く良くって、第一弾ではいわゆる部屋を、そして第二弾で開放空間にフォーカスし屋外で行ったものをご紹介しました。
特に第二弾の「車」のキャプチャで実感したのが「3Dアーカイブとしてめちゃ最高!」です。自分の好きな車、例えばS130Zとか、Triumph Spitfire とか、キャプチャして保管しときたい!って切に思います。いずれも以前自分で所有していた愛車。今となってはおぼろげな記憶といくつかの写真があるのみ。いえ、ビデオも残してるんですけどね実は。自分がその車を運転し、その後ろをもう一台、友人の車で8mmビデオを回しながら、ついて来てもらうた形で。
話はそれましたが、「かっこいい対象物を3Dキャプチャ!」を実践してみようってことで、今回、某郷土資料館の屋外に展示の航空機をキャプチャしてみました。
この航空機は全長、全幅がともに12m位あるらしく、またその周囲を含めキャプチャしたので、以前と比べて大きいため、当然ながらキャプチャに時間がかかります。キャプチャ品質を上げたいためじっくり実施したこともあり。
キャプチャ中の状態は下の写真の通り。QUEST3を被り、Meta Hyperscape Captureを起動。現場の空間(というか空間の先にある構造物)にメッシュが表示されるので、それを覗き込むとキャプチャされる。その旨メッシュが消えていくことで認識できます。

さてその結果ですが、出来上がりは上場です。
下の画像①は出来上がったワールドに入ってスクショしたものです。

比較対象として最もわかり易いのは、前回「第二弾」の「車のキャプチャ」(画像②)です。車のボディの出来上がりが荒っぽく、デジタル処理している感じがありましたが、今回の航空機(画像③)はより実機に忠実に仕上がりました。


もうひとつ、比較対象として、キャプチャ作業をした際のスクショ(つまり現地をQUEST3で撮影したもの)(画像④)と、出来上がったワールドに入ってスクショしたもの(画像⑤)を下記します。解像度は確かに相違があるものの、航空機のボディの質感として実機に近い感じを再現していると感じます。


ただし、今回のできたワールドは空間の中で「ジャンプ」が出来ない。なぜか?一つの仮説ですが、キャプチャ作業時に(仮想の)天井が高さ2m位の位置に出来ていたので、キャプチャした結果出来上がった空間として、高さが低く設定されてしまい、ジャンプを受け付けなくなったのではないかと。またこのジャンプが出来ないことも関係すると思いますが、航空機に沿って設置された「見学用の梯子」に乗ること&歩くことが出来ない。高みからの見物も楽しみにしていたので、これはとても残念。
再チャレンジする際は、隣接する樹木をしっかりキャプチャするなど、天井設定に対する予測対策を込みでやってみようと思います。
それと今回は概ね良好であったが、前回のキャプチャで構造物にコライダー(衝突判定)が付く場合と付かない場合がある。そういった仕上がりが、自分側でハンドリングできないという難点はある。
とはいえ「HMDを装着して対象物をぐるぐると見て回る」だけで、3Dキャプチャしワールドが出来ちゃうのは、あらためて凄いと思う。
作成したワールドのリンクを下記します。QUEST端末をお持ちの方でしたら、よろしければアクセスしてみてください。もしかしたら、公開設定の関係があるのか?アクセスできないかもしれません。どうしてもアクセスしてみたい方はコメント欄などでご連絡いただければ検討します。
<ワールドのリンク>
①郷土資料館の屋外に展示の航空機
META Horizon 20260214_航空機_F-86F-40
産業遺産のデジタル保存と、Hyperscape Capture体験の一環です。
戦争を肯定する意図はありません。
<キャプチャの苦労話>
対象物最初のスキャンで、およそ25分位かけてキャプチャし8割程度終ったかな、というところでMeta Hyperscape Captureが落ちてしまい... そのキャプチャデータは復帰することが出来ません。これ、めちゃめちゃ痛いです。そうこうしているうちに電源容量も残り少なくなり、一旦充電するために家に戻ることに。
そして二度目のキャプチャ開始。1回目よりも周囲の風景などのキャプチャを手短にすませる形で実行。しかし20分位?約8割程度終ったかな?ってところで再度アプリがダウン。失われた20分!
気を取り直して三度目のキャプチャ開始。高画質を狙い丁寧に長時間をかけたスキャンをしても途中でアプリダウンしてしまっては結局何も成果が無いことになるので、より手短かにする形で実施。15分位で一通りキャプチャできたので、欲張らずここでキャプチャ作業を終了しました。
次回はもっと時間をかけて、もう少し周辺も広めでやってみたいと思います。