
Meta Hyperscape Capture(ベータ版)の検証、ついに第四弾となりました。
前回の「第三弾」では、全長、全幅がともに12m位の航空機をキャプチャし、出来上がったワールドの仕上がり、現実感は上場であったものの、生成された空間内で「ジャンプができない(頭上に仮想で設定された?見えない天井に押さえつけられている感覚)」という課題が残りました。
今回はその課題を解消すべく、とある対策を講じて再度「航空機」のキャプチャに挑みました。
今回の作戦:隣接する「樹木」が鍵?
前回の「ジャンプ不可」の原因は、キャプチャ範囲内に高さの指標となるものが少なく、システム側が低めに天井を設定してしまったのではないか、という仮説を立てました。
そこで今回は、対策として「航空機のすぐ横にある樹木と隣接する屋根付き構造物」もしっかりとキャプチャに含めることにしました。


これらの対象物を入れることで、システムに「ここはもっと高さがある空間だ」と認識させる狙いです。
実施結果:ジャンプ成功、しかし課題も…
さて、気になる結果は以下の通りです。
・天井設定の高さについて
結果から言うと、今回も高さ2m程度の位置(体感としては前回よりわずかに高くなっていたかも知れませんが)に、依然として仮想で?天井に該当する境界が設定されてしまいました。惜しいことにその天井状態のスクショを取りそびれましたのでそれを視覚的にお伝え出来ないのが残念な所ですが。
・念願の「ジャンプ」が可能に!
しかし、大きな進歩がありました。前回どうしてもできなかった**「ジャンプ」が、今回のワールド内では可能になったのです!** 樹木を含めたことで空間の認識が変わったのか、閉塞感が緩和され、より自由な移動ができるようになりました。
・コライダー(衝突判定)の落とし穴
一方で、新たな課題も見つかりました。航空機の機体に沿って設置されている「見学用の梯子(はしご)」です。
見た目は完璧に再現されているのですが、残念ながらこの梯子にはコライダー(衝突判定)が付与されませんでした。そのため、ワールド内で梯子に足をかけて登ろうとしても、身体を通り抜けてしまい、上に登ることはできませんでした。
実施所感:システム依存の難しさと期待
今回の検証を通じて感じたのは、Meta Hyperscapeにおける「天井の高さ」や「コライダーの有無」といった空間設定が、現状はすべてキャプチャ結果からの「システム自動判定」に依存しているという点です。
これは非常に手軽である反面、「ここを歩きたい」「ここには登りたい」といった制作者側の意図を反映させるのが難しい、という難点でもあります。
とはいえ、現在はまだベータ版。
今後、生成された後にこれらの設定を任意で修正・調整できるような編集機能が追加されれば、活用の幅は一気に広がるはずです。次なるアップデートや改善に期待しつつ、引き続き検証を続けていきたいと思います。
出来上がったワールド

出来上がったワールドのリンクを下記します。QUEST端末をお持ちの方でしたら、よろしければアクセスしてみてください。もしかしたら、公開設定の関係があるのか?アクセスできないかもしれません。どうしてもアクセスしてみたい方はコメント欄などでご連絡いただければ検討します。
<ワールドのリンク>
①郷土資料館の屋外に展示の航空機
META Horizon 2026-02-21_航空機_F-86F-40
産業遺産のデジタル保存と、Hyperscape Capture体験の一環です。
戦争を肯定する意図はありません。